ORDO(織奴)は、2025年に販売をスタートしました。
きっかけは、友人と参加したヨガのワークショップです。アメリカから来た講師に勧められた、アイアンガーヨガで使われる補助器具「チュンバル」。インドのスタジオから取り寄せる方法がわからず、「それなら自分たちで作ってみよう」と試作を始めたのが、すべての始まりでした。
私は子どもの頃から体を動かすことが好きで、さまざまなスポーツに親しんできました。しかし40代半ばでスキー競技中に大きな怪我を負い、3度の手術とリハビリを経験。その後に出会ったのがヨガでした。
筋力には自信がある一方で、力を抜くことが苦手で体も硬い。長年の腰痛もあり、ヨガは思うように上達せず苦労の連続でした。
「おへそを引き上げる」「骨盤を立てる」「骨盤底を引き締める」「わきを伸ばす」——言葉の意味はわかっても、体で理解することができなかったのです。
そんな中、理学療法士やトレーナーから指摘されていた「股関節が使えていない」という課題も含め、坐骨丸を使ったことで一気に感覚がつながりました。
私なりの理解では、問題はこうでした。
コアマッスルが弱くアウターマッスルに頼っていること、股関節が独立して使えないこと、その代償として腰に負担がかかっていたこと。結果として筋肉はこわばり、可動域も狭くなっていました。
トレーニングの基本は、負荷を抑えながら正しいアライメントで行うことです。坐骨丸は、骨盤の土台である坐骨を支えることで姿勢を整え、余計な力みを減らしながら、正しく体を使う感覚へと導いてくれます。アウターマッスル優位だった私にとって、まさに必要な道具でした。
多くの姿勢サポートグッズは体を預けて形を作るものですが、坐骨丸は違います。自分の筋肉で支える感覚を育て、やがて道具に頼らなくてもよくなること——それが目指すゴールです。
開発にあたっては、師事する先生方や理学療法士の方々、ヨガ仲間たちに多くの助言と協力をいただきました。素材や硬さ、サイズ、使い方に至るまで試行錯誤を重ね、一つひとつ手作業で形にしています。支えてくださったすべての方に、心から感謝しています。
シンプルで手軽、いつでも気軽に使える手のひらサイズの坐骨丸。
姿勢改善を目指す方の力に、少しでもなれたら嬉しいです。
今後もお客様の声をもとに、さらなる改良や新しい商品の開発に取り組んでいきます。気になる点やご不明なことがあれば、どうぞお気軽に織奴までお声がけください。
ORDO(織奴)
